ブログと企業

 日本の企業の大部分は、ブログの効力についてまゆつばの人が多いようです。

 インターネットの黎明期に各企業が自分の会社のWebサイトを立ち上げるときに公開の是非に付いて散々議論していた時期と似ているのかもしれません。そういった意味では、イントラブログの黎明期であるといえるかもしれません。

 情報には、企業秘密といった情報のコントロールが必要なクロースドな性質のものと、組織を跨がり広く公開するといった情報の拡散度が求められるオープンな性質のものがありますが、ブログはどちらかというと、後者に適しているのではないでしょうか?

 オープンにした場合の情報共有の進展や、様々なコラボレーションの創出に対する予想がつきにくいというのもあるようです。

 また、社外へ公開するブログの場合は、マーケッティングやブランドに対する波及効果に付いては、未知のところも多く、導入をためらっているところも多いと思います。

 なかなか難しいものですね。