2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Blog/P2Pがプロバイダの課金モデルを変える?

Bloglinesの利用統計などについて、“Which Feeds Matter?”という興味深い資料が公開されていた。 http://blog.ask.com/2005/10/deep_thoughts_a.html これによると、Subscriberが20人以上で、上位5%以内に入るらしい。 本ブログ(β.)は、10/30現在で、Blogl…

情報社会学序説(第5章)

第5章では、情報社会の新しい潮流について言及している。 筆者は、スマートモブズについて以下のように表している。 モバイルでパーベイシブな情報機器を巧みに使用し、そのさまざまな作用――善悪両面での――を受けたり及ぼしあったりする環境の中で生活する…

情報社会学序説(第4章)

第4章では、近代社会の三つの原理と領域:公・私・共について、言及している。特に、印象に残ったのが次の箇所である。 私は、コミュニティを取り巻く生存環境の状態を、生存しやすいものから順に、 1)見えざる手状況:私的、個別的な競争が全体にとって…

情報社会学序説(第3章)

第3章は、智民(筆者は、ギークやハッカーなど特定の分野・技術に長けた新世代の人々を総称しているようである)たちとコンピューターの共進化について詳しく書いている。 智民については、以下を参照のこと。 http://ised.glocom.jp/keyword/%E6%99%BA%E6%B0…

情報社会学序説(第2章)

筆者は、様々な社会的事物を定量的に評価するという試みをしていた。 現在定着している社会的事物は、それまでに「形成」、「出現」、「突破」、「成熟」の四つの局面を経過して、「定着」局面――場合によっては「衰退」や「消滅」をも含む――に入っていると想…

アルファブロガーの本の出版をお手伝いしました

私にとっては、「オフィスからパソコンがなくなる日」に続いて2冊目に関わった本です。 FPNの有志と分担して、コンテンツを作りました。タイトルは「アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから」で…

情報社会学序説(第1章)

情報社会学序説を読了した。この本は、最近のネット界(著者はラストモダンの時代と提唱している)の現象とそれに対する洞察が書かれていて、非常に参考になった。おそらく、ここまで包括した書籍は、これが初めてであり、あちこちに散らばっていた私のネット…