Emerging Technology研究会 3月例会
今日は、私が参加しているET研究会(Emerging Technology 研究会)の3月の例会に参加してきました。今回のテーマは、「RSS/RSSサーチについて」と大変興味を持っている分野だったのが参加した理由でした。
SWこと渡辺聡さん、Masa33こと川島正久さん、カレンの四家正紀さん、テクノラティジャパンの佐藤匡彦さんが来ていました。ブログ/RSSの先端をいく人ばかりで、とても刺激的な内容でした。
テクノラティジャパンは、渡辺さんが以下のサイトで紹介しているのでここでは割愛します。
場所は、東京駅丸の内の新しく出来た地下街のおしゃれなレストラン「ソトコト」で、スローフードがテーマでゆっくりと食事を楽しむことの出来る雰囲気で、値段はリーズナブルでデリシャスでした。
参加者全員(20名程度)の自己紹介の後、RSSについて、佐藤匡彦さんのプチ講演がありました。RSSについてと、RSSのステークホルダー(Publisher, Reader, Search, Ad.)、RSSをあつかったサービスの紹介についてなどでした。
そのあと、RSSの市場状況、競争トレンドの整理などを参加者全員で議論しました。内容をサマライズすると以下の通りです。時間が本当に足りず、全て議論し尽くす事は出来なかったのですが、それでもかなり濃い内容でした。
【エンドユーザ】
入手する情報のリアルタイム性の向上
【リサーチ・マーケティング企業】
個人情報を入手しないでマーケットリサーチが可能
個人情報漏れのリスク低減→PULL配信のため
【コミュニティビジネス】
専門性の高い人物にRSS検索によって出会う事が出来る
【EC】
情報入手先は、分散するようになるが、インフラ基盤がしっかりしているところが一人勝ちするようになる
インフラ基盤→アカウント・ビジネスモデルなど
【ポータル】
エンドユーザの囲い込みになる
トップページのVIEWが下がる
【ASP】
RSS用の検索アルゴリズムが必要
→ブログは、中間的な情報ミディアリの性質上、重複する情報が発生しやすく真の意味で必要な情報を入手しにくいため
この他には、
・情報の信頼性が問題
・オプトインメールの代わりに認証式でRSSを閲覧できないか
ということも意見として出てきました。
それから、テクノラティジャパンの会社概要とかもやりました。
現在のRSS/RSSサーチの最新動向について、色々な考えが聞けて大変勉強になりました。情報が溢れているネットの世界で情報を集約し、それを価値あるものとしてカスタマイズ&再利用などを行いエンドユーザに提供するための新しいビジネスの可能性の大きさを実感した例会でした。
幹事の方々本当にお疲れさまでした。