RDF and OWL Are W3C Recommendations

 Semantic Webの一部をなすRDFとOWL がW3CにてRecommendations(勧告)となった。Recommendationsとは、RecommendationsはW3Cのメンバー組織から承認され、仕様として完成したものを指す。

RDF 及び OWL の公開について (W3C 勧告)

 World Wide Web Consortium (W3C) は本日、Semantic Web 技術の重要な鍵となる2つの仕様、改訂版 Resource Description Framework (RDF) と Web Ontology Language (OWL) を最終承認し、それぞれ W3C 勧告として公開いたしました。RDF 及び OWL は Semantic Web の標準となるもので、資産管理や事業統合、あるいは Web 上でのデータ共有や再利用に適した枠組みを提供します。これらはデータ共有のための標準形式として、アプリケーション、企業、コミュニティといった境界を越えて利用でき、それにより異なるユーザ同士がソフトウェアを共有することなく、同じデータを共有できるようになります。
本日、広範で商用レベルの Web データ基盤としての Semantic Web の誕生が記されました。商用製品や商用サービスにこれら標準が採用されるということは、過去5年以上に渡りその多くが先端研究開発プロジェクトでしか見受けられなかった Semantic Web 技術が、大規模商用ソフトウェアにも採用可能で Web 上の構造化データにより柔軟にアクセスできる実用的な技術に転換された何よりもの証拠です。実装を行った企業や独立系の開発組織からの推薦状は今日の Web におけるこれら標準の利用状況を如実に表しています。