M$ VS OSS

 M$社は、以前よりLinuxよりWindowsの方がTCOが優れていると第3者調査機関のデータを提示して、Linuxより優位であることを出張している。しかし、このデータの範囲が不十分で更に検証が必要であると見方が大勢を占めている。

MS、Linux対抗広告キャンペーンを多角化

 印刷媒体とネットを使ったキャンペーンに2000万ドル強を投じ、Microsoft製ソフトを導入しているトヨタMotorola、Reuters、Siemensといった有名企業4社の事例を取り上げる。これらの企業の担当者がそれぞれに、Microsoftのソフトで何ができるかを伝える。例えば、ReutersのIT管理者は、Microsoftのソフトで3000台のWebサーバを3時間でアップデートできたことを説明するという。

 しかし、ここにきて、何故か割引制度を打ち出した。どうも、Linuxの方が、優位である分野が実在したかのような行動である。

オープンソースとの競争激化で、マイクロソフトが事実上の「割引」?

 ソフトウェアベンダー各社や業界アナリストらによると、MicrosoftLinuxやその他のオープンソースソフトからの攻勢に負けまいとしており、その影響で顧客企業はMicrosoftとのライセンス交渉を有利に進められるようになっているという。