次世代デザイン

 クロッシングフィンガーズのスタッフのブログにデザインについて興味深いエントリがあったので引用する。
http://cfgoon.blogtribe.org/entry-4152133a9dcc04a8c17f22b941e132d7.html

ウェッブのデザインコンセプトを大別すると以下の四種に大別できると思う。

カレラデザイン:スペイン語で前に出るという意味で軽量で何よりも表示やリンクの受け渡し速度を高速化することに比重をおいたモノ
コンフォートデザイン:図説などを加えた意味読破のための快適性を重視したモノ
アートデザイン:使い勝手よりもアート性の高いモノ
ユニーバーサルデザイン:使い勝手を優先させたモノ
(カレラとコンフォートは分類学上の氷川の造語)

それぞれが一長一短があり、実際にはトップページをアート、検索部分をカレラ、コラム面や記事面などにコンフォート、そして全体の投網として緩やかにユニバーサルに配慮するという感じだろうか。
これらが混在することによってそれぞれのサイト目的ごとによって個性化されるわけだが。

 次世代のデザインは、これらのデザインを戦略や目的などに応じてバランスよく配分していく統合的なデザインになっていくのであろう。最近、アクセシビリティユニバーサルデザインの言葉に停滞感を覚えている。これらのデザインは、それ自体重要なデザイン要素ではあるが、それだけだとターゲットも限定され、目新しい気がしない。4つのデザインが適材適所に使用されて相互作用的に発展して1つのデザインとなっていくというようなイメージを考えています。