オープンソース保険販売開始

 前日、ココで話題にしたオープンソース保険がいよいよ販売になるそうです。

ITmediaによると、ニューヨークの新興企業Open Source Risk Management社(OSRM)がOpen Source Business Conferenceで、オープンソース訴訟保険などの販売開始の発表を行う予定だそうです。

SCO問題に対応した「オープンソース保険」発売へ(ITmedia)

また、これに関連してSlashdotには、以下のような記事がありました。

オープンソース保険」を販売するスタートアップ(Slashdot)

 SCOによる一連の行動によって、オープンソース著作権訴訟・特許侵害訴訟・不正競争や商秘密の不正流用などによる訴訟などのリスクが存在している事が明らかになってきた為、リスク管理(法的保護)が求められている。すでにフォーチュン500社企業の一部に働きかけを行っている、とOSRM社はコメントしています。OSRMは、「オープンソースにとって安全な世界」というビジョンを掲げ、ベンダーに中立な保障とコンサルティングサービスを提供する予定ですが、 ブルース・ペレンス氏やエリック・レイモンド氏らからも支持されていて、調査ディレクターとしてパメラ・ジョーンズさん(Groklawの作者)とも契約済みだそうです。

 今後、オープンソース保険がどのようにシェアを延ばしていくか、興味深いところである。