日米のBloggerの差異

 先日のET研究会でお会いしたテクノラティ・ジャパンの佐藤さんと山崎さんのインタビューがブログ人に載っていた。

ドメインパーキング

 日本のBlog人口は、以下の通りだそうです。


山崎:
 日本の全インターネットユーザーは6500万人です。うちブログ閲覧経験者が780万人、ブログ作成経験者は250万人。アクティブユーザー(編集者注:ブログを運営し続けているユーザー)数は74万人です。また、今は作っていないけどこれからブログを作ってみたいと思っているユーザーの数は416万人にのぼります。

 日本は、今後、Blog人口が伸びていく兆候はあるようだ。ただ、日本はアメリカとは違って特殊性があるようです。

金井:
 やはり日米で大きく違うのは、「匿名性」だと思います。アメリカでは実名をブログに出すのが主流ですが、日本のネットでは元々匿名文化が育っていますから、ブログも匿名のものがほとんどです。

 日本は、アメリカほど、アルファブロガーが育ちにくい土壌にあるようである。実際、私の知人の何人かは、Blogに対して、匿名にてOpnion的な投稿を続けている。また、実名を出してもオープンな議論に結びつくケースは有名人を除いて余り行われていない点もあり、Blogerがインフルエンサーとなりうるには、まだまだ時間がかかるようである。