Blog/P2Pがプロバイダの課金モデルを変える?

 Bloglinesの利用統計などについて、“Which Feeds Matter?”という興味深い資料が公開されていた。
http://blog.ask.com/2005/10/deep_thoughts_a.html
 これによると、Subscriberが20人以上で、上位5%以内に入るらしい。

 本ブログ(β.)は、10/30現在で、Bloglines上では、33人の方に購読して頂いている。購読者の皆さん、ご愛読に感謝いたします。
 さて、Bloglinesは、RSSリーダーの一角に過ぎないし、利用層にも偏りがあると思うので、その辺は、注意が必要だと思うが、大まかな傾向を表しているとは考えられる。感覚的には、33人ってごく普通かなという風に受け止めていたんですけど、上位5%以内というデータを目の当たりにすると、うーん、そんなものかなぁと考えさせられるを得ないんです。私自身は、ベータブロガーとして、ちょっとだけ注目されているブロガーかなぁという風に考えているんですが、5%ってかなり少ないなぁって感じています。
私よりももっと注目されている、ほんのごくわずかな人が、アルファブロガーとしてかなり注目されているということは、ある意味では、情報として価値のあるサイトにアクセスが集中し、アクセス分布をアクセス多ーアクセス小(ほぼゼロ)に二極化になりつつある。この状態に誰が変えたかというと、サーチエンジン(Google,Yahoo,Technoratiなど)、RSSリーダー(Bloglinesなど)、ソーシャルブックマークサービス(del.icio.us,はてなブックマークなど)のようなインフォミディアリです。現在、ほとんどのプロバイダは、Webのコンテンツの容量に対する従量制を採っていますが、将来は、アクセス数の従量制に課金モデルが変化して行くのかもしれません。ストレージへの投資より、ネットワークへの投資が増えていくような気がします。
 また、現在、ほとんどのプロバイダは、ネット接続時間で課金しているが、P2Pのように大量のトラフィックを発生させるテクノロジーが浸透してきており、こちらは、トラフィック容量制に変化していくのかもしれません。こちらの方は、既に実現しているところもあちこち出てきているようですが。