OSS活用のメリット

 @ITで以下の記事を見つけた。

コスト削減だけじゃない!オープンソース活用のメリット

 OSS導入は必ずしもコスト削減とはならないのは周知の事実であり、”選択肢が得られること"がメリットとして挙げられるという。確かに、選択肢が得られるのではあるが、イマイチピンとこないのは私だけだろうか。プロプライエタリにはないメリットとしては、以下の点が挙げられると思う。

・ユーザがイニシアティブを握ってエンハンスを行う事が可能
オープンソースコミュニティによる品質向上を享受可能

などなど、他にも色々あると思います。

 OSS導入のメリット、それは「選択肢が得られること」だと喜多社長はいう。プロプライエタリな製品をシステム基盤として導入してしまうと、投資の面でも技術の面でもある特定の企業の動きに左右されることになる。そのリスク回避策として、OSSを含めた最適ソフトの選択が重要なのだ。清水部長も、「OSSによるコストダウンというのは、無料で使えるというよりも、使い分けをしたときに得られるものでしょう」と述べる。

 選択肢が増えるということは、選択する責任が出てくることを意味する。そのためには、“選択する能力のあるエンジニア”を養成・確保することがポイントとなる。サポート体制を確立することで、「コスト削減」「セキュリティの向上」といった複数のメリットを享受できるのだ。そこには、自社ITのイニシアティブは自らが握るという決意が必要なのだといえよう。